カルライフ

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認知行動療法 ~思い込みから人を開放~

山に登っているときに、

ちょうど半分くらい登ったところで、

「まだ半分ある」と考える人と「もう半分しかない」と考える人がいます。

このように、目の前の現実は同じですが、

認知のしかた、物事のとらえ方によって、心の在り方は180度変わってしまいます。

 

 

心理的問題を抱える人の多くは、

この認知のしかたに問題があります。

ちょっとした失敗を致命的に考慮したり、

白か黒で物事を判断してしまうなど、

現実への認知のしかたに歪みが生じているのです。

 

 

認知行動療法は、そうした認知のあり方を見つめし、

非合理的な思考パターンや行動の修正を図ることで心理状態の改善をしていきます。

パニック障害や社会不安障害、うつ病、不眠症、強迫性障害(強迫神経症)、パーソナリティー障害、薬物への依存などの精神疾患の治療や、

日常の感情をコントロールするのに利用されます。

 

 

認知行動療法の代表的なものに、

アメリカの心理学者アルバート・エリスによる論理療法があります。

 

 

 

論理療法

アルバート・エリスが提唱した心理療法で、

RET(Rational Emotive Therapy)と呼ばれます。論理療法では、不安や悩みをどのように受け止めるかによって問題を解決する考えます。

ある事柄に関して「~しなければならない」という(べき思考)に固執してしまっている人には、

それが無意識の思い込みであるということを認識させることで、

患者の治療をしていきます。

この無意識の思い込みをイラショナル・ビリーフ(非論理的な考え方)と言います。

つまりこの考え方を、ラショナル・ビリーフ(合理的な考え方)に変えていきます。

 

 

イラショナル・ビリーフの4つのパターン

 

1 ねばならない・・・仕事をしなければならない

2 悲観的・・・世も末だ、絶望的だ、など

3 非難・卑下的・・・自分はダメな人間だ、など

4 欲求不満低耐性・・・我慢できない、耐えられない、など

 

 

論理療法は、ABC療法とも言われる。

 

A 出来事(Activating event)

例:友人の結婚式に参加して、祝福する。

B 信念・固定観念(Belief)

例:自分も「今年中に結婚しなければ」と焦る。

C 結果(Consequence)      

例:「そのうちできたらいいなと」思い直すことで、解放される。      

 

Bを変えれば悩みが軽減し、Cが変わる。

つまり、B(イラショナル・ビリーフ)を検討することが大切である。  

 

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