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人の「性格」を分類する!?

今までの心理学の歴史で、人の性格を分類し、その特性を解明しようとしてきました。その中でも有名な理論を少し見ていきましょう。

 

 

クレッチマーの体型別類型論

ドイツの精神科医クレッチマー(1888~1964)は、診察を重ねていくなかで、人の体型と特定の精神疾患には一定の関係があることを発見しました。そして、この関係が一般の人たちにも当てはまる傾向ではないのかと推測しました。

 

肥満型 ~躁うつ気質~

外交的、社交的、おおらかで親切だが、気分に波があり、感情の浮き沈みが激しい。

 

やせ型 ~分裂気質~

生真面目で神経質。自分の世界に没頭しやすく、鈍感な面も持っている。社交的とは言えないが、性格は穏やかである。

 

筋肉質型 ~粘着気質~

几帳面で正義感が強く、忍耐強い。頑固で自分の考えを曲げることが嫌いであり、柔軟性に欠ける面も持っている。

 

現在において、体型と性格、精神疾患に明確な相関関係はないとされていますが、日常生活で人の性格を推測するとき、体型をひとつの手がかりとしている人は少ないないのではないでしょうか。

 

 

体液理論!?

はるか昔には、「体液」によって人の体質や気質を解明する試みがなされていました。古代ギリシャの医学者ヒポクラテスは、心身の健康には体液のバランスが深く関わっているとし、後に医学者ガレノスがこれを「体液理論」に発展させました。

 

多血質:明るく順応性が高い。

 

粘液質:感情の変化が少ない。

 

胆汁質:積極的で意思が強い。

 

憂うつ質:ネガティブで消極的。

 

 

シュプランガーの価値類型論!?

ドイツの心理学者シュプランガー(1882~1963)は、「何を最も重要視しているか」によって、人を6つのタイプに分けました。

 

理論型

知性的・論理的なものを強く追い求める人。ただし、この傾向が強すぎると、理屈ぽいと周りの人たちから言われやすい。

 

経済型

お金を稼ぐ、貯金する、財産を増やすことにこだわり、金銭に対して強い執着を抱く人。不景気になるとこのタイプの性格の人が増える。

 

審美型

美しいもの、芸術的なものを重要視している人。夢を追うことに憧れを抱くタイプなども含んでいる。

 

宗教型

宗教に強い関心をもったり、神や神秘的なものを強く求めたりしている人。日本人にはあまり多いタイプではないかもしれない。

 

権力型

他人を支配したいという欲求が強く、権力を追い求めるタイプ。政治家などには、この傾向が少なからずあると考えられている。

 

社会型

周囲との調和、周囲の幸せを願う気持ちが強いタイプ。純粋な気持ちでボランティアに打ち込むようなタイプ。

 

 

性格は8つのタイプに分けられる! ~ユングの性格類型論~

スイスの心理学者ユング(1875~1961)は、性格を次のように分類しました。彼はまず、心のエネルギーが自分自身の意識や経験に向く「内向型」と、自分以外の人や物事に向く「外向型」に分け、これを最も基本的な気質として重要視しました。

さらに、物事のとらえ方にもいくつかのパターンがあると考え、そうした心理機能を「思考型」「感情型」「直感型」の4つに分けました。ユングはこれらを組み合わせることで、性格を8つに分類しています。

 

●外向思考型

客観的事実を重んじるタイプ。他人には厳しい傾向がある。

 

●外向感情型

周囲と積極的に関わり、対人能力が高い。物事を深く考えない。

 

●外交感覚型

現実を受け入れ、順応力が高い。快楽を追求したがる。

 

●外交直感型

新しいアイデアやひらめきを重視し、その可能性を追い求める。

 

●内向思考型

事実よりも主観を重視し、独自の時点で物事をとらえる。頑固。

 

●内向感情型

感受性が強く、自分の内面を充実させることを重んじる。

 

●内向感覚型

物事の本質を感じとる力がある。独自の感性、表現力をもつ。

 

●内向直感型

夢見がちで、ひらめきで行動する。周囲に理解されないことも。

 

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